第22回 みえる輪ネット
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お子さんから若年成人の患者さんを専門的かつ包括的にケアする
『小児・AYAがんトータルケアセンター』
当院の『小児・AYAがんトータルケアセンター』は、医療的ケアを必要とする15歳未満のお子さんやAYA世代と呼ばれる15歳から30歳前後の思春期・若年成人のがん患者さん、小児がん経験者の方が安心して医療を受け、社会生活を送れるよう包括的にサポートいたします。また地域の医療機関や行政、保健、福祉、教育機関などと密接に連携し、患者さんやご家族・ご関係者が納得できる質の高い医療環境を作ることを目指しています。
日常的に医療的ケアを必要とするお子さんには、特に学校や家庭で様々な関係者の理解や協力が不可欠です。また、小児からAYA世代のがんの治療では、成人以降の人生を前提として、患者さんの人生観に基づいた多様なサポートが求められます。センターには、医師、看護師、医療ソーシャル ワーカー、チャイルド・ライフ・スペシャリスト、臨床心理士などの専門職を配置し、治療前から治療後まで様々な悩みや課題に寄り添い、長期にわたりトータルにサポートできるようにしています。
当院は、厚生労働省が指定する「がん拠点病院」および「小児がん拠点病院」として、また、三重県の医療的ケア児の支援事業で中心的な役割を担う医療機関として、長年いろいろな面から小児医療とAYAがんに取り組んできました。今後は三重県医療的ケア児・者相談支援センターを併設し、さらにそのサポートの幅を広げ、強化していきます。
ご本人やご家族様の不安なことや困りごとについてお話をお伺いし、
問題解決に向けて一緒に考えさせて頂きます。
お問合せフォームからのご相談も
受け付けております。